セキセイインコさんと薬

肩乗りセキセイインコ
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少しでも異変があったら、すぐ病院。

肩乗りセキセイインコ

肩乗りセキセイインコ

セキセイインコさんと共に暮らして9年。
いつも肝に命じている言葉です。

2017年8月末。
右足がケージの横枠をしっかり握れていなく

バードテーブル化している
折りたたみ椅子の上で遊んでいる時も

どうも“ビッコ”を引いているようで
気になって仕方がない。

少しでも気になったら、すぐ病院。

空いている日を電話で確認、すぐ予約。
もちろん仕事は休みます。

だって大切な家族ですから。

もちろん、
私が鳥さんを溺愛しているのは
周りの人たちも、よくわかっています。

いざという時のために、
普段からの“鳥さん溺愛”啓蒙活動も大切。

セキセイインコさん、初めての粉薬

そのうの検査で、
白血球が多くなっていることが判明。

「お薬でしっかり治療しましょう」
ということになり
抗生物質が処方されました。

実はこれが結構厄介なことに。

その時はピンときていなかったのですが
「お薬飲めたね」のCMが教えてくれました。

苦い抗生物質には
チョコレート味。

苦い・・・

結論からいいます。
吐いちゃうんです、
セキセイインコさんが。

獣医師は気を使ってくださって
薬を溶かしても
水に色のつかないタイプを
処方してくださいました。

色がつくと警戒するコもいるので。
匂いもなし。

しかし、
セキセイインコさんは敏感。

こちらのドキドキ感が伝わるのか
「飲んでくれるかしら?」
という心配が伝播しちゃうのか。

何食わぬ顔をして薬を溶かした
水をセットしても
どこか疑いの上目遣い。

アタイの水に何かしたん?

アタイの水に何かしたん?

「何かしたでしょう?」的な。

それでも喉が渇いているから
警戒しつつも一口飲むと

「いやーーーーーーん、
まずーーーーーい」と
顔を震わせて、もう抗議!

しかしめげてはいられないので
騙しだまし

小指の先に水をつけて飲ませてみたり
葉っぱにつけて飲ませてみたりしたけれど
なかなか、自ら飲んでくれない。

そんな事を繰り返しながら
投薬開始4日目に事件は起きました。

セキセイインコさん、抗議のリバース

その日は出勤の土曜日。

帰宅後いつものように
「ただいまー」と
セキセイインコさんの顔を見てご挨拶。

と、その時
「何か汚い」って思ったんです。

汚いんです、顔が。
何か、頭の辺りが
うっすらベージュっぽい色になっている。

でも、まだその時
ピンときていなかったんです。
吐いちゃったことに・・・。

で、いつも通り
薬が嫌でお水を飲んでいないだろうと思って

私の小指の先につけた
薬入りのお水を
セキセイインコさんの口先に運んで
ちょいと飲ませたら・・・

ら・・・
ら・・ ・
らーーーーーーーーーーーーーー⁉︎

まさかの頭の上下運動が!
うんゴッうんゴッ!と。

セキセイインコさんと薬

セキセイインコさんと薬

えっ何⁉︎
と思った矢先

リバース

リバース

リバース。

思わず、
「ハケー、はけー、全部はけー」
と声がけし

薬の入った水を捨て
ノーマルの水に変えたら

飲むわ飲むわ!
ごくっんごっくん!

その後、
ガツガツをご飯を食べて
満足顔で何事もなかったように
まったりのセキセイインコさん。

満足顔のセキセイインコさん

満足顔のセキセイインコさん

しばらく様子を見ていましたが
特に異常を見せることなく
翌朝を迎えることができました。

翌日、日曜日は
投薬中止。

月曜日
早速、病院へ電話。

土曜日の様子を伝え
「薬があっていないのでしょうか?」と
伺ったところ

「薬があっていないというとではなく」
「ではなく?」

「お薬が嫌だから吐いたのだと思います。
美味しくなくて」
とのこと。

抗議のリバース
だったんです。

で、結局ここからは、
私の判断になりますが
抗生物質は4日で諦めました。

それでも
紙をかじらせることを控えさせ
青菜も控えて

そのうに雑菌が入りやすい状況を
極力控えることにより
次の検査はクリアすることができました。

甲状腺治療用のお薬も
微量でゆっくり効くように
長期戦で投与。

1ヶ月ほど頑張って投薬終了。

今まで通りヨウド液の栄養剤と
新たに処方されたビタミン剤の力を借りて
今は元気に過ごしています。

セキセイインコさんの定期健診とパートナーシップ

通院の時はタオルでしっかりガード

通院の時はタオルでしっかりガード

今回の件があってから
鳥専用の病院には
定期健診と溶剤をもらいに
3ヶ月に1度の通院ペースとなっています。

症状が落ち着いた頃、獣医師が
「最初の頃よりも足の血色もいいし
呼吸音も異常なしですね」
とおっしゃってくださいました。

最初の異変を感じた時は
微かながらに呼吸に異常音があったようです。
※聴診器で確認できるほどのレベルです。

先生曰く
「まぁ異常音が人間の耳でもわかるようだと
それはマズイ状態です。」と

早めに病院へ駆け込んでよかったぁぁぁ
と胸を撫で下ろした瞬間でした。

今は、風邪ではないのですが
くしゃみを出すことがあって
その原因がイマイチはっきりしなく
目下、獣医師と頭を悩ませ中。

なので、免疫力を高めるために
とりきち横丁の「鳥用プロポリス」を
試しているところです。

これに関しては
改めて記事にできたらいいな、と思います。

とにかくセキセイインコさんの体は小さいです。
鶏の卵よりも軽いわけです。

そして、自分の弱さを見せないという
本能が働き

簡単には弱った姿を見せず
元気なふりをすると言われています。

それでも
共に暮らしているからこそわかる

隠してたって隠しきれていない、
そのわずかな異変に気づいてあげられるのが
パートナーである私の役目だと思っています。

なので少しでも気になることがあったら
早め早めに病院へ。

愛鳥さんの体を守ってあげられるのは
一番側にいる私たち人間なのですから。

あなたと愛鳥さんがともに過ごせる時間が
楽しく元気で健やかで
長いものでありますように

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