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ある日、いつもと違うセキセイインコさんのウンチの色にドキッ！
我が家のセキセイインコさんが7歳の頃。（2018年8月現在、9歳7ヶ月）ある日、固形状になった尿の部分（正常なら中心部の白い部分）が、薄いオレンジ色になっていてドキッ！となったことが。
病院に本人も連れて行き相談したところ、獣医師の見解は、「乳酸が代謝しきれずに出たもの」ということでした。
鳥専門病院の問診で・・・
「もしかして、すごく動きまわった後に出ませんか？」と問診されました。確かに。毎回毎回、出てはいない。
「人間も激しく動くと乳酸がたまって、結果それが筋肉痛となって現れるように、鳥さんも激しく動くと乳酸がたまってそれが代謝しきれずに固形尿として出ていると思われます。」との診断でした。
その言葉に、ちょっと胸を撫で下ろした私。何か大きな病気ではないかとドキドキしていたので。
というのも、実はいつもと違う近所の動物病院に爪切りをお願いした時に、獣医師の前でこのオレンジうんちが出たんですよね。その時「今後も続けて出るようなら、肝臓に問題があるかもしれません」と言われて（涙）
かかりつけ医の言葉に、病気というより加齢によるものだったのか、と少しホッとしたのでした。
さて、この日のかかりつけの病院でも獣医師の前で、ぷりっと出したんです。それも、診察後。散々、獣医師の手の中でもがいた後（苦笑）
その他に出てしまうケースは、病院用の小さなキャリーの天井にへばりつきながら逆さ歩きをしまくった時などにこのウンチが登場します。
そもそも筋肉痛ってどういう仕組みでなるの？
もちろん、鳥さんに筋肉痛があるかは謎。人間の筋肉痛のメカニズムでさえ明快な答えは出ていなようです。よく聞く乳酸説もあくまでも、原因の一つであろうという事です。
ちなみにその乳酸説とは
1.運動をする
2.筋収縮がおこる
3.筋肉への酸素供給が不足する
4.エネルギー源のブドウ糖が不完全燃焼をおこす
5.不完全燃焼の「燃えカス」として乳酸ができる
6.筋肉中に乳酸が溜まり、筋肉を縮ませる
7.縮むので血行が悪くなる
8.血行の悪さが、疲労、筋肉痛となる
簡単にまとめるとこういう仕組みようです。そして、乳酸は肝臓で代謝されるけれど年齢とともに低下してしまい、鳥さんはオレンジうんちとして現れてしまう。
鳥さんと人間が同じ仕組みとは言い難いけれど、今のところこういう理論で結論が導き出されています。
いつもよりものすごく元気に激しく遊んだり、獣医師のニギニギから逃れたくて、もがいたり。過度の筋肉への負荷がかかった時にオレンジうんちが出ている、という解釈です。
ただあくまでもこれは獣医師にきちんと相談しての結論です。素人判断せず、かかりつけ医に相談してくださいね。
時々、ツイッターなどでご自身の鳥さんの気になる写真を上げている方がいらっしゃいますが、それよりも前に先にしてほしいのは、病院への電話です。ツイッター向こうにいる人の中には経験者もいるかもしれません。でも獣医師ではなく、素人なのですから。
セキセイインコさんの正常なウンチは、ぷりっとキュート。
そりゃもう、ぷりっとしていて可愛いのです（笑）
人間はオシッコとうんち、別々の場所から世に出しますが、鳥さんの排出口は一つ。専門用語では「総排泄腔」と言います。
オシッコとウンチは一体型。白い部分が固形尿、いわゆるオシッコで、緑の部分が糞。クルンと巻き巻き状態で登場します。
ぷりっとしているので、ティッシュでサッと確保可能です。
鳥さんの糞というと、カラスや鳩のように上からビチャーーーーというのを想像する方も多いと思いますが、セキセイインコさんの元気で健康な排出物はとってもキュートです。
セキセイインコさんの糞の状態、大切なのは普段から観察
もちろん、身体に負荷がかからないように、体重管理など普段の節制も大切です。
そして、何よりセキセイインコさんの糞の色や形は、とってもとっても大切なお便り（大便）なわけです。普段からちゃんと観察していると「ん？いつもと違う？」と、人間がピーーーーン！と来るわけです。このピーーーーン！があなたの愛鳥を守ります。
なので、毎日ちゃんとちゃんと、うんちチェック、していきましょう！
あ、ちなみにとりきち横丁さんで『鳥さんの肝機能の保護と改善に役立つ』という【無農薬】 マリアアザミの粉が扱われていました。
早速、取り寄せてみました。まだ、与えてはいませんが何か良い兆候がありましたら記事にしたいと思っています。
あなたと愛鳥さんがともに過ごせる時間がもっと楽しく元気で健やかで長いものでありますように。